QJMOTER SRV250Aで長距離からワインディングまでしっかり走り込んだ結果、このバイクのポテンシャルの高さに驚かされました。

まず特筆すべきは、ワインディングや高中速走行でのシフトアップ・シフトダウンの心地よさ。

シフトダウン時に−レバーを押した瞬間、軽くアクセルを開けるだけでブリッピングが入り、スムーズかつ気持ちのいい減速ができるので、走るほどに楽しさが増していきます。

燃費も約30km/Lと優秀で、カーブでの安定感はまさにスポーツバイク級。足回りの硬さも絶妙で、ブレーキの効きも安心感抜群。さらにV型ツインエンジンならではの歯切れの良い鼓動が走りの気分を盛り上げてくれます。

一方で、気になる点がいくつか。私の身長164cmではハンドルがやや遠く、ステップ位置も前寄りのため、足の付け根に負担が出やすい場面もありました。

山道ではたまにタンデムステップに足を乗せて楽な姿勢を取ることも。

渋滞路ではオートマゆえに細かなアクセル調整が難しく少しギクシャクしやすいため、ブレーキをかけながらアクセルを合わせる走り方が必要です。

また、リアブレーキレバーはミッション操作と同時にできないので、右足で操作したいと感じることも。

それでも、総合的には「乗って楽しいバイク」であることは間違いありません。

スポーツ性と快適性、そして独自のオートマ＋Vツインの魅力が見事に融合した、ツーリングでもワインディングでも満足度の高い一台です。

https://bike-rize.net/

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