トゥデイ Fiのマフラー取り付けボルトが!!折れた!!
Today Fiのマフラーの取り付けネジには錆びないためにステンレスのボルトが使用してありますが、逆にアルミの酸化サビで外すことが不可能になり、途中でボルトが折れてしまうことが多いです。
今回タイヤ交換のために持ち込まれたお客様のToday Fiも、例にもれずボルトが折れてしまいました。
この、折れ込んでしまったボルトを外すには二つの方法が考えられます。
その一つはエンジンブロックのアルミ部分を削り取り折れたボルトを取り外し、再度アルミ溶接で肉盛りして穴を開け直す方法です。
バイクショップライズにはそんな高額なアルミ溶接用機械がありません。
そこで今回行う作業は、折れ込んだボルトのみを取り外す方法となります。
まずは折れたボルトのセンターを慎重に決め、ポンチでど真ん中にマーキングをします。
そのマークに2mmほどの細いドリルのキリで穴を開け、徐々に大き目のドリルのキリで穴を開けていきます。
折れ込んだボルトの太さ8mmまでのキリで穴を開けますが、8mmで開けてしまうとネジタップ加工する際、8mmより大きくなってしますので、6.8mmのサイズまで穴を空けます。
センターのポンチを打つ際にど真ん中に打たないと、
ボルトのみの撤去が難しくなります。
折れたボルトを綺麗に取ったのち8mmのタップで再度ねじ切り加工します
出来上がりは純正のマフラーも問題なく取り付けできました。
2017-01-17