【聞き書きレポート】鉄カブで原尻の滝へ──大分カブクラブツーリング
先日、大分カブクラブの皆さんが原尻の滝までツーリングに行かれたという話を、参加者の方から伺いました。往復8時間、片道でも約4時間というロングラン。
今回はその様子を少しご紹介します。
お話をしてくれたのは、鉄カブ──かつて日本国内で生産されていた金属フレームのカブ──に乗られている方。頑丈で味のある車体ですが、その重量と振動は長距離になるほど堪えるとのことでした。
特に今回は、あいにくの雨という厳しいコンディション。
身体も冷え、路面も滑りやすく、決して楽な道のりではなかったそうです。
それでも、仲間とともに走り抜けた道のりと、到着した先の原尻の滝の壮大な景観には、何ものにも代えがたい感動があったといいます。
まさに“苦労したからこそ得られるご褒美”のような景色だったそうです。
帰り道もトラブルなく走りきり、無事に全員が帰還。過酷な条件にも関わらず、カブを通して得た絆や楽しさを語る姿からは、バイクと仲間への深い愛情がにじみ出ていました。
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